就業規則の見直しを考えています。特に気を付けておくことは何でしょうか?

 最初に、現在の法律の改正に対応できているか検証してください。そして、就業規則と実態がかけ離れていないか、慣習的なルールが記載されているかもチェックしてください。

 次に、将来的なリスクとして考えられる点を洗い出し、その対策も織り込みましょう。

 これで、大部分は完成です。

 しかしながら、ここで終了ではありません。ここからが大事です。

 最近の傾向として、就業規則を社員にしっかり周知していたかが、問題になるケースが少なくありません。

 周知徹底を図るためにも、できれば社員を集めての「説明会」を開催するなど、後で「聞いていなかった」とか「知らなかった」ことがないようにすることが大切です。
 
 特に改定の際に、従来に比べて何か不利益な労働条件が発生した場合などは、絶対必要です。

 また、雇用契約書等を交わしておられないようであれば、いいタイミングですので、内容の再確認の意味も含めて、交わされてはどうでしょう。

 ブログ : 改正ラッシュ

中堅・中小企業労務管理無料相談(初回無料)

お気軽にご相談下さい。相談場所は当事務所になります。

こんな時ご相談下さい

コンサル Blog
社会保険労務士 上田 正裕

中堅・中小企業の健全な発展のために

ブログ記事はこちらをお読み下さい。