コンプライアンス対策 / どこまでやるか?

 前回は、労働法令に対するコンプライアンス意識の高い経営者の方々は着実に増えていると書きましたが、実際にコンプライアンス対策の一環として、就業規則等の見直しをする時に押さえないといけないのが、「どこまでやるか?」です。

 

 ところで、就業規則等の見直しをする大きなポイントは、次の2つです。

   1.現在及将来のリスクへの対策ができている

   2.モチベーションアップにつながる制度・ルールも織り込まれている

 

 1.は勿論、絶対必要ですが、併せて2.も積極的に取り入れられるお客さんも同時に増えています。

 

 ただ、1.は、どうしても社員を「性善説」よりも「性悪説」として捉える考え方が前提です。

 

 そして、この時に押さえるのが、「どこまでやるか?」です。

 

 もし、社員とのトラブルが発生した時には、会社が100対0で勝つ(=会社は負けない )という考え方でいくのであれば、「性悪説」をより強くシフトする必要があり、その結果、社員が会社に対して不信感を持ったり、環境を整備するために膨大なコストがかかったりします。

 

 また、『どこまでもやってもきりがない』、ということにもなりかねません。 

 

 そこで、100対0とまではいかなくいても(当然、0対100もダメですが)、80対20から70対30ぐらいで落とし所を決める方が、全体的なバランスがとれることがよくあります。

 

 案外、「80対20から70対30ぐらい」で考える方が、お客さんの気持ちにも余裕が生まれたりするので不思議です。

 

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社会保険労務士 上田 正裕

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